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負けに不思議の負けなし〈完全版〉 下 (朝日文庫) 価格: 525円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 今だプロスポーツとして人気NO.1のプロ野球。本書は、84年刊行の『組織戦の時代 プロ野球 野村克也の目』と、85年刊行の『プロ野球 監督たちの戦い』を改題・再編集し上下巻にしたものである。
本書は、野村克也氏によるプロ野球83・84年シーズンを中心とした時評集である。野村氏の目により、往年の名選手・名監督が分析的回想され、執筆当時の広岡西武や藤田巨人と選手たち、また球界を沸かせた選手、きらりと輝いた選手たちが俎上に挙がる。
本書の刊行は、25年の時を経て文庫本として発売に至る評論としての「強さ」と、現在の野村氏への興味と期待の現れであろう。
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時間の歩き方 I (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) 価格: 735円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 描きたいSFを素直に描いてみた、という姿勢が非常に好感の持てる良作。
読み切りではなく長編のためかぎこちないところもある。しかし構成に狡猾さを感じる作品が多々ある現代では、本作は逆に初々しくて不思議と心地が良い。各キャラの照れがなくストレートな物言いも、気恥かしさを覚えるところもあるが、この甘酸っぱい感じが逆に主人公たちの年代感をみずみずしく表す効果となっている。作家はトレンドとか追わずに、これぐらい自分の作品に夢中になって右往左往してる方が、逆に生身の人間を感じて心地が良い読者もいることを分かってほしい。読後に清々しさのある良作。
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時間の歩き方 I (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) 価格: 735円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 描きたいSFを素直に描いてみた、という姿勢が非常に好感の持てる良作。
読み切りではなく長編のためかぎこちないところもある。しかし構成に狡猾さを感じる作品が多々ある現代では、本作は逆に初々しくて不思議と心地が良い。各キャラの照れがなくストレートな物言いも、気恥かしさを覚えるところもあるが、この甘酸っぱい感じが逆に主人公たちの年代感をみずみずしく表す効果となっている。作家はトレンドとか追わずに、これぐらい自分の作品に夢中になって右往左往してる方が、逆に生身の人間を感じて心地が良い読者もいることを分かってほしい。読後に清々しさのある良作。
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コンサルタントの習慣術 頭を鍛える「仕組み」をつくれ (朝日新書) 価格: 777円 レビュー評価:4.0 レビュー数:20 コンサルタントの本質をよく突いている本だと思いました。
できるコンサルタントや一流のコンサルタントはしばしば、
直感に頼るような行動を取ることがよくあります。
しかし、それは確かな思考に裏打ちされたもので、単なる
思い付きとかでは絶対ありません。また、それは一朝一夕
で、できるものではありません。繰り返し考え抜いた結果
できたものです。1万時間の法則はコンサルの世界にも当て
はまります。
また、現場重視の考え方にはやはり共感を憶えました。
データなどの定量調査よりも、現場の定性的な情報 |
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百鬼夜行抄 10 (ソノラマコミック文庫 い 65-14) 価格: 620円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 作者さんが鳥好きなので、さすが鳥類の可愛らしさを描くのがうまいです。 同じ鳥好きにはたまりません。
ところで、この作品の魅力は、根底に流れる静かな懐かしい空気とそれを読者に感じさせるちょっとした間(ま)にもあったと私は思うのですが、最近の百鬼夜行抄にはそれが無くなってしまったように感じます。 ちょっとゴチャゴチャギュウギュウドタバタしているというか… 律も地味で暗めだったのが大学生になってからキャラが変わってきたような… もちろん、主要キャラクターも皆大好きだしこれからも読み続けますが。 いろいろ書きましたが、面白いし魅 |
クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書) 価格: 777円 レビュー評価:4.0 レビュー数:28 クラウドコンピュータは、ネットワークの一種で、提案時点では実体は不明でした。
WEB2.0も、掛け声だけで、提案時点では実体は不明でした。
Googleが、大量のコンピュータと、便利なソフトウェアをそろえて、
大量のサービスを提供しはじめたので、実体がはっきりしてきました。
ネットワークと、ソフトウェアと、サービスを一体で提供する。
その3つの質が揃ったときに、現実のものになりました。
データの互換性、任意の文字の利用には、文字フォントの権利という未解決の問題があります。今昔文字 |
たぷたぷ だいあり (あさひコミックス) 価格: 609円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 サカタさんのエッセイは効く。
隙あらば日々の暮らしに入り込んでこようとするイライラに効く。
読めば気持ちがほんわりしてくる。
あっさりしているように見えて深く、でも厭世的じゃない。
サカタさんパバロッティがお好きだが、私にとってサカタさんは「読む心の栄養ドリンク」
と化している。
食べ物の話、音楽の話は本当にすっごく楽しくて、おいしい。
公式HPや他のエッセイでの前衛芸術や映画、舞台についての
お話もとても良いので(全然肩肘はらないのに、鋭い!これは漫画と一緒)
もっとサ |